大麻所持の現行犯で逮捕。起訴猶予、執行猶予の可能性はありますか?

逮捕のイメージイラスト大麻所持の現行犯で逮捕されてしまいました。

起訴猶予の可能性はありませんか?

仮に起訴されてしまったとして、執行猶予はつきますか?

 

 

弁護士の回答

調書などのイメージ画像平成28年版犯罪白書によりますと、平成27年に大麻所持の有罪見込みと検察から判断されたケースで、起訴されたケースは約66パーセント、起訴猶予されたケースは、約34パーセントです。

意外と不起訴の割合が高いように思いますが、おそらくこれは、検察は有罪見込みがあると判断しているものの、実際には裁判で有罪無罪が争われることが予想され、無罪判決が出される危険を回避する意味で不起訴とされたケースが多く含まれているからでしょう。

現行犯逮捕となると、より高い起訴率になるのではないかと予想されます。

とはいえ、起訴猶予の可能性は残されているでしょう。

大麻のイメージ画像所持量、所持目的、大麻への依存性の程度、同種前科前歴の有無、反省の程度、身元保証人の存在等さまざまな事情から、起訴するほどではないと判断されるケースはあると考えられます。

起訴猶予・不起訴処分を獲得するために、早期から充実した弁護活動を行う必要があります。

早期からの弁護活動は、仮に起訴されたからといって無駄となるわけではありません。

不起訴処分獲得のために集めた証拠は、執行猶予付き判決獲得のための証拠とほぼ重なるのです。起訴するほどではないという判断と、刑務所に入れるほどではないという判断は、その考慮要素が共通するからです。

執行猶予が確実につくというわけではありません。

平成28年度版犯罪白書によりますと、80パーセント程度の執行猶予率となっています。

大麻のイメージイラスト執行猶予中である場合や、同種前科が多い場合、大麻所持を繰り返し複数件同時に起訴された場合などには、執行猶予を付されない可能性が高まります。

執行猶予中の場合、全部執行猶予がつくことはありません。刑の一部の執行猶予獲得を目指すことになります。

判決が出されてから後悔しても手遅れになりますから、可能な限り早期に弁護士を選任し、弁護活動・防御活動を充実させることが重要です。

大麻取締法違反で逮捕されてしまった方、逮捕された本人のご家族の方、刑事事件に注力する弁護士が在籍する当事務所に、まずはお気軽にご連絡ください。

 

 

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