任意出頭に応じる義務はありますか?応じる場合注意点はありますか?


警察署のイメージイラスト警察に犯罪が発覚して、警察署に任意出頭するように言われています。

任意出頭に応じる義務はありますか?

応じる場合どのような点に注意すればよいですか?

 

 

弁護士の回答

出頭の義務はありません。

刑事訴訟法第198条1項に、「検察官、検察事務官又は司法警察職員は、犯罪の捜査をするについて必要があるときは、被疑者の出頭を求め、これを取り調べることができる。」と捜査機関の取調べ権限について規定があります。

そして、同条項ただし書きに、「但し、被疑者は、逮捕又は勾留されている場合を除いては、出頭を拒み、又は出頭後、何時でも退去することができる。」と規定があります。

解説する弁護士のイメージイラスト警察に犯罪が発覚して任意出頭するように言われているとのことですが、相談者様に出頭の義務はありません。さらに、仮に出頭するにしても、何時でも退去することができます。

では、警察の要求を無視して何も問題がないのでしょうか。

答えは、否です。

 

任意出頭を拒絶すると、警察は逮捕に踏み切る選択肢を採るかもしれません。

調書のイメージイラスト警察が任意出頭を求めるということは、警察が相談者様の犯罪行為について重要な証拠をすでに握っているという可能性が限りなく高いです。

警察は、相談者様を「逮捕する」という選択肢もある中で、任意の取調べという形を採ろうとしているのですから、多くのケースで任意出頭は相談者様にとってもメリットが大きいといえます。

任意出頭を拒絶したり、約束の日時に出頭せずに連絡を遮断したりすると、警察は逮捕に踏み切る選択肢を採るかもしれません。逮捕されると最大72時間の拘束、続けて最大20日間の拘束(勾留)を受けうる立場に立たされます。

反省する男性のイメージ画像任意出頭を拒否するのが有効なケースとしては、全くの冤罪であり、取調べで虚偽の自白をしてしまう恐れがある場合が挙げられるでしょう。

全くの冤罪であれば、逮捕要件を満たさずに、任意出頭を拒絶しても警察は逮捕に踏み切れない可能性があります。

いずれにせよ、弁護士と相談し、適切な対応を図ることが重要となります。

当事務所には刑事事件に注力する弁護士が在籍しています。任意出頭を求められ対応を悩まれている方は、まずはお気軽に当事務所にご連絡ください。

 

 

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