全身写真を撮影しただけなのですが、これも盗撮になりますか?


盗撮する男性のイメージイラストスカートの中を撮影したわけではなく、全身写真を撮影しただけなのですが、これも盗撮になりますか?

 

 

弁護士の回答

全身写真を撮影しただけでは、盗撮には該当しない

弁護士牟田口裕史イラスト下着等が映り込まない角度から、他人の全身写真を撮影した場合について、その撮影行為が盗撮にあたるかについて、当事務所の弁護士が解説します。

福岡県迷惑防止条例は、「何人も・・・次に掲げる行為をしてはならない。一 通常衣服で隠されている他人の身体又は他人が着用している下着を・・・写真機、ビデオカメラ・・・を用いて撮影すること。」としています。

この条文に基づくと、全身写真を撮影しただけでは、盗撮には該当しないと考えられます。通常衣服で隠されている他人の身体や、他人が着用している下着を撮影していないですし、しようともしていない以上、盗撮にはあたらないのです。

 

盗撮ではなく類似する犯罪に該当するとして逮捕・有罪とされるケースも?

ニュースのイメージイラストですが、盗撮の罪ではなく、類似する犯罪に該当するとして逮捕・有罪とされるケースが福岡を含めた全国で報告されています。

すなわち、福岡県迷惑防止条例は、その6条1項2号において、「何人も、公共の場所又は公共の乗物において、正当な理由がないのに、人を著しく羞恥させ、又は人に不安を覚えさせるような方法で次に掲げる行為をしてはならない。・・・二・・・卑わいな言動をすること」と規定しています。

全身を撮影する行為は場合によってはこの「卑わいな言動」に当たるというのです。裁判例でも、「卑わいな言動」該当性を認めたものがあります。

問題のある警察の処分、裁判所の判断とも評価されていますが、現実に逮捕者、有罪判決が出ていることからすると、全身写真の撮影も避けるべきです。

盗撮のイメージ画像盗撮の罪との関係でみても、全身の写真を撮影したのみであっても、「本当は下着を取ろうと試みたのではないか」と疑われ、警察に通報され、逮捕等に至ってしまうおそれがあります。見知らぬ他人を被写体とした写真は、基本的に撮るべきではないと考えておくことが賢明であると考えられます。

とはいえ、偶然的に他人が写真に写りこんでしまうことは当然あることでしょう。そのような場合に、仮に逮捕されてしまった場合には、盗撮の意図はなかったことを証明すべく、行動する必要があります。

刑事事件に注力する弁護士が在籍する当事務所にぜひお気軽にご相談ください。

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