盗撮に関する質問

盗撮を第三者に発見された可能性がある。通報される?

高校生です。

昨日、女性のスカートの中の盗撮をしてしまいました。

女性には気づかれなかったけど、隣にいた女性に「今、撮ってた?」と言われてしまい、その時は誤魔化して撮ってないと言ったら、あ、そーなん?わかった。と言われてしまいしたが多分気付かれています。

もし、被害届を出された場合、警察が家に来たり、電話や連絡されたりする可能性はどれくらいですか?

また、もしそのような事がある場合は、期間はどれ位の間ですか?

また、自首をした場合、親や学校に連絡されたり、お金が必要になったりしますか?

 

弁護士の回答

刑事専門弁護士が回答いたします。

まず、被害届は、被害女性が警察署に提出するものですから、第三者が提出することはありません。

しかしながら、第三者であっても、犯罪行為を目撃した以上、警察に「告発」(通報)することができます。

もし、目撃女性が、あなたの犯罪行為を警察に通報していたとすれば、警察の捜査が及び、自宅や学校に連絡がいく可能性があります。

しかしながら、現時点でその可能性は低いといえるでしょう。

その理由としては、①通報するのであれば、あなたをその場から逃がすとは考えづらいこと、②通報するのであれば、あなたの氏名や住所、学校名、顔写真等、何らかのあなたの情報が必要となることが挙げられます。

 

また、被害者が、被害を知り被害届を提出した場合で、あなた(犯人)の特定に至った場合には、早ければ数日、遅ければ数ヵ月後に警察から連絡が来ます。

そしてそこから数ヶ月かけて捜査が進められ、罰金刑等を科されます。

また、あなたはまだ未成年とのことですから、少年事件として、家庭裁判所に送致され、少年審判を受けることになる可能性もあります。

しかし、目撃者が被害女性に事実を告げていないのであれば、その可能性も低いでしょう。

 

自首する場合、あなたが未成年であることを考えると、ほぼ確実にご両親には警察から連絡がいくと考えられます。

捜査が必要と考えられれば、学校にも連絡がいくかもしれません。

自首すること自体にお金は要りませんが、弁護士の同行を求める場合には、費用が発生しますから、ご両親と話合いをする必要があります。

 

あなたはまだお若いですから、早急に、犯罪行為から足を洗い、更生していく必要があります。

若いうちから盗撮のような性犯罪に慣れてしまうと、将来、より重大な性犯罪を犯すことになりかねません。

その意味では、早い段階で弁護士に相談に行き、場合によっては自首、場合によっては性依存の治療を受けることも一考に値するでしょう。

ご両親と話合いの上、相談をご検討ください。

盗撮事件に関する当事務所の弁護方針はこちらをごらんください。

 

 

自首後、余罪を含め立件されない場合は、逮捕されない?

29年11月から30年3月にかけてと、30年8月に盗撮をしてしまいました。

8月の件は9月に自首し、立件せずということで終わりました。

その際に余罪のことについても聞かれたため回数を話しましたが特に深く聞かれることなく終わりました。

そこで質問なのですが余罪について話したのにも関わらず特に立件せずということは今後逮捕されることはないでしょうか?

 

弁護士の回答

結論から申し上げますと、逮捕される可能性は低いと考えられます。

警察は、犯罪を行ってしまった人を全員逮捕するわけではありません。

犯人が逃亡するかもしれない事件、証拠を隠滅してしまうかもしれない事件の中で、重大な犯罪だと考えられる事件について、逮捕をします。

質問者の方が、自首をした際の取り調べで、具体的にどのような話をされたのかが分からないため、以下では、質問内容から把握できる情報から考えられる回答をお伝えします。

まず、質問者の方は、自首をされたということでした。通常、自首をして犯行を認めている人が、逃げたり証拠を隠滅したりするとは考えられません。

それに加えて余罪についても正直にお話しされているとのことですから、尚更、逃亡したり証拠を隠滅したりする恐れがあるとは判断されにくいでしょう。

そのため、逮捕の必要性も無いという方向に傾くことが多いと考えられます。

また、盗撮は当然犯罪であり、法定刑は、福岡県の条例では懲役6月以下又は罰金50万円以下とされています(福岡県迷惑行為防止条例6条、11条2項)。

法定刑としては、軽い部類に属しているといえます。

盗撮した画像をインターネットに掲載したり、盗撮画像を販売して利益を得ていたりといった、別の犯罪も併せて成立する場合や、同種前科が多数ある場合を除いて、現在のところ、逮捕の必要性が高い類型とは考えられていません。

そのため、単に盗撮しただけであれば、犯罪の重さという観点からも、特段逮捕の必要性が高いとはいえません。

以上のとおり、質問内容から判断できる限り、逮捕をされる可能性は低いと考えられます。

ただし、逮捕されないまま数ヶ月経った後、検察官から、改めて話を聞かせてほしいという電話がかかってくることは考えられます。

逮捕されずとも起訴されることはありますし、最終的に起訴するかどうかを決めるのは、警察ではなく、検察官です。

その時には、出来るだけ早く検察庁へ出頭し、自首した時と同様、正直に話をして、反省の気持ちを伝えてください。

 

 

 

盗撮を行なった者の家族に対して、慰謝料請求できる?

先日親族が職場の女子トイレを盗撮すると言うトラブルを起こしました。

その場でバレて、 画像を消すように社長から言われその場で消したそうです。

警察等には通報されてないようですが、その日から職場を出入り禁止になり、その直後に車や身分証明書、財布など貴重品を全て家に置いたまま失踪しています。

警察には捜索願を出し警察犬等使い捜索してもらいましたが、未だに手がかりがありません。

携帯だけは持って出ているようですが、失踪直後から電源は切れています。充電器は家に置いたままです。

失踪から1週間程して盗撮された被害者にあたる人から、慰謝料を請求したいと言われました。

本人が失踪し警察に捜索願を出している状態だと伝えると、弁護士を付けて裁判する。

本人がいないなら家族から慰謝料をとると言われました。

うちには慰謝料を払うようなお金は無いし財産もありません。

本人がいないからと言ってその家族から慰謝料を請求できるのでしょうか?

 

弁護士の回答

盗撮を行なった者の家族に対して、慰謝料請求をすることは出来ません。

以下で理由を述べます。

民事事件では、盗撮は不法行為(民法709条)にあたるため、被害者は加害者に対して慰謝料等の損害賠償請求を行うことができます。

しかし、この請求はあくまでも加害者、つまり盗撮を行なった者に対してのみ行えるものです。

そのため、盗撮に関与していないのであれば、加害者の家族が被害者に対して慰謝料等の支払義務を負うことはありません。

以上のことから、被害者からの請求に加害者の家族が応じる必要はありませんが、被害者の方も法的知識を有していないことが大半であり、感情的に請求を行ってくることもあるでしょう。

実際に慰謝料の請求がされるようであれば、意見書の作成や対応の窓口となることを弁護士に依頼することも考えられるとよいのではないでしょうか。

ただし、弁護士が窓口となる場合には、意見書の作成のみよりは弁護士費用が上がることになります。

また、加害者の代わりに被害者へ慰謝料を支払うことで(民法474条:第三者弁済といいます。)、加害者の支払義務を消滅させることも出来ます。

慰謝料の支払いを済ませることで、失踪の件も含めた問題全体の解決に繋がることがあるかもしれません。

慰謝料を代わりに支払うかどうかはご自身の選択次第ですが、お悩みの際は1度来所されることをお勧めします。

 

 

電車に乗車中、偶然スマホのカメラが女性を撮影してしまっていた。どう対処したらいい?

電車に乗車中、スマホを触った後、鞄の中にスマホを入れ乗車していたら自分の前にいた男性が、自分の隣の女性にその人のスマホを見せていました。

そこで自分の鞄を見たら、チャックを閉め忘れていて、スマホのカメラが上向きになった状態で女性の近くに置いてしまってました。

しまったと思い、電車から降りて確認をしたら、写ってしまっており、怖くなって動画を消してしまいました。

その日は普通に帰ってしまいましたが、後から、被害届けを出されるかもと思うとどうしようもありません。

こういった状態はどのように対処したら、よろしいでしょうか?

 

弁護士の回答

刑事無料メール相談のご利用、ありがとうございます。

刑事事件に注力する弁護士が回答いたします。

スマートフォンのカメラに写っていたのが女性の身体のうち、どの部分だったかは分かりませんが、スカートの中などが写っていた場合は、各都道府県の迷惑行為防止条例違反の罪に問われる可能性があります(福岡県迷惑行為防止条例6条1項2号)。

また、仮に顔だけしか写っていなかったような場合であっても、ほとんどの都道府県の迷惑行為防止条例においては、「卑わいな言動をすること」も禁止されています(福岡県迷惑行為防止条例6条1項2号)。

1回撮影しただけで処罰の対象となることはないと思われますが、同様のことを行なっている回数や頻度によっては「卑わいな言動」と捉えられる可能性がないとはいえません。

犯罪には該当しないとしても、肖像権の侵害として、民事上で違法となる可能性もあります。

今回の件で被害届が出される可能性は低いと思いますが、今後同様のことをしないことをお勧めします。

なお、ご質問内容を見る限り、故意に動画を撮影していたわけではないというような内容となっています。

詳細な事情によっては信用するに足りるということもあるかもしれませんが、「スマートフォンを鞄の中に入れた後、ついチャックを閉め忘れ、たまたまカメラが隣の女性の方を向いた状態で、偶然カメラのアプリが作動し、動画撮影のボタンが押されていた。」というようなことが起こるとはあまり考えられません。

同様のことを繰り返していて警察に発覚した場合、ご質問内容のような弁解を行なったとしても、最終的に良い結果をもたらす可能性は低いと思われます。

 

 


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