児童ポルノに関する質問①


質問①

2年前に当時16歳の児童から、トークアプリを用いて強要や脅迫等はなく、法律に抵触すると思われる画像を数枚送信させたように思います。

ただ、画像がその時撮影されたのか、過去のものの流用なのかは記憶にありません。

また、当時の児童とのやりとりは自然消滅し、その際にお互いにトークの履歴を削除と退会し連絡は途絶えました。

その他、児童と直接会ったり、他の余罪等はありません。

 

現在になって自首を検討し、刑事事件を児童関連を専門に扱う3名の弁護士様に相談させていただきましたが、 履歴が残っていないこと、復元をフォレンジック専門の事業者に相談したが2年前に削除しており機種変更をしているため困難であること、相手児童の情報が残っていないこと、事件化する可能性が低いことから、どの弁護士様からも自首は極力やめておいたほうがいいといわれました。

私としては、来年より公務員として採用されることから、万が一逮捕されては困ると思い、自分本位の考えですが今年中に自首をするつもりで弁護士様に相談しましたが、上記返答を頂いたために迷っています。

 

そこで、ご質問ですが、このような状況で自首をすることはやめておいたほうがいいのでしょうか?

また、整造罪含めた児童関連の法律違反ですと7割程度が逮捕されるそうですが、私のような状況でも逮捕される可能性は高いのでしょうか?

他の弁護士様に相談しますと、脅迫や騙り、余罪等がなければいきなり逮捕されることは少ないと言われたため、気になりました。

 

弁護士の回答

当事務所の刑事事件専門の弁護士が回答いたします。

「身体拘束を避けたい」という理由で自首を検討されているのであれば、「自首する必要はない」という回答になろうかと思います。

2年も前の事案であること、被害児童の特定ができないこと、やり取り履歴も残っていないことから、捜査機関が、逮捕の要件を満たすほどの証拠を収集することがかなり困難だからです(むしろ犯罪の存在すら認識するのが困難です)。

また、仮に証拠があったとしても、いきなりの逮捕に至るような事案ではないと考えられます。

警察から任意の取調べを求められる程度でしょう。

 

しかしながら、「自首すべきでない」というのは若干言い過ぎている節があるように思います。

ご不安な日々を送っている中で、自首するという選択肢は、今後の流れを明確化するという点でとても意義のあるものですし、児童ポルノ法違反行為をしたことを反省しているのであれば、警察に洗いざらい話すことがあなたの今後にとって重要な意義を持ちうるからです。

また自首し、自白調書が取られたとしても、警察が逮捕に踏み切るとは考えづらいところです。

 

以上要するに、身体拘束を避けたいという目的だけであれば、自首する必要はありません。

しかしながら、先が見えない不安な日々を終わらせたい、一人で抱え込むことが苦しい、警察に真実を伝えより深く反省したい、という気持ちが強いのであれば、自首を検討されて良いでしょう。

それが自首と認められるかはともかく(事件化されない可能性は高いと思います)、警察署に自らの意思で出頭することは、一つの立派な選択肢です。

 

 

質問②

他の複数の弁護士様に相談しましたが、回答がはんぜんとしなかったため、デイライト様のお力をいただきたく、ご連絡させて頂きます。

ライン上でXが18歳だと確認した後、性器を露出した画像を同意の上、Xに送信してもらいました。

この画像がその場で撮られたものでなく、Xが17歳の時に撮影したものの場合、送られた側は犯罪に問われるのでしょうか?

また、ライン上で確認したものの、実際はXが17歳であり年齢詐称していた場合は罪状が異なるのでしょうか?

 

弁護士の回答

18歳以上の者から、18歳未満のときの自分のポルノ画像を送ってもらった場合、児童ポルノ法第7条1項違反となりえます。

児童ポルノ所持罪です。

1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられます(児童に、児童ポルノをとらせてはいないため、児童ポルノ法第7条4項は成立しないものと考えられます。)。

しかしながら、18歳以上の者から、18歳未満のときの自分のポルノ画像を送られたとしても、あなたが、その写真を現在(18歳以上時)の写真であると誤信した場合には、児童ポルノであることの認識がないため、理論的には故意がなく、児童ポルノ所持罪は成立しません。

とはいっても、写真から、18歳未満時の写真と分かったのではないか、その可能性を認識していたのではないか、等々様々な角度から疑われ、犯罪が成立する可能性がありますから、少しでもその心配がある場合には、早急に所持状態を解消すべきです。

すなわち、画像を削除するべきです。

 

年齢詐称されており、現在も18歳未満であるとしたら、これも理論的には、故意がなく犯罪は成立しないことになりますが、児童ポルノ法第7条4条違反の疑いをかけられる可能性があります。

こちらは3年以下の懲役または300万円以下の罰金です。

児童に、自らの児童ポルノ(姿態)をとらせるという点で、単純所持よりも児童への悪影響が大きいとされ、重い量刑となっています。

現在は18歳であると信じたことは認められ、しかしながら画像は児童時のものとわかっただろうという判断がされれば、児童ポルノ法第7条1項違反(児童ポルノ所持罪)となる可能性も残ります。

児童ポルノ事件に関する当事務所の弁護方針はこちらをごらんください。

 

 

  

 

 

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