強姦と強制わいせつはどう違うのですか?


弁護士の回答

姦淫(性交等)を目的とするか否かという違いがあります

逮捕強姦(法改正により、現在は「強制性交等」。以下省略)は、強制的に、性交、肛門性交または口腔性交(合わせて性交等)をする行為を指します。

刑法第177条には
「13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交(以下『性交等』という。)をした者は、強制性交等の罪とし、5年以上の有期懲役に処する。13歳未満の者に対し、性交等をした者も、同様とする。」
とあります。

強制わいせつは、刑法第176条に規定があり、「13歳以上の男女に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上10年以下の懲役に処する。」とあります。

木槌そして古い判例ですが、「本条(刑法第176条)のわいせつ行為には、姦淫の目的を持ってするわいせつ行為を含まない。」と判示されたことがあります(大判大3.7.21)。

すなわち、強姦も強制わいせつもいずれも、他者の性的自由を害する犯罪ですが、「姦淫の目的を持ってする」行為か否かで、強姦か強制わいせつかが決定されます(強姦罪の構成要件が変わった今、厳密に言えば「性交等の目的を持ってする」行為か否かが基準となるでしょう)。

 

 

強姦未遂を疑われる危険性があります

犯罪強制的に性交等をした場合は、強姦罪です。この場合は、強制わいせつと明確に区別することが可能です。

しかしながら、性交等をしていない場合、「強姦未遂なのか強制わいせつなのか」、判断が分かれうることになります。

例えば、加害者としては、被害者の下着を脱がせることまでが目的であったとしても、強姦未遂の疑いで捜査を受ける可能性があります。

一般人からみても、「下着を脱がせて、姦淫(性交等)をしようとしたのではないか」と疑われかねませんし、警察もその可能性を視野に捜査をするのです。

強姦未遂と、強制わいせつとでは、法定刑が大きく異なりますから、真実姦淫の目的を有していなかったのであれば、その部分についてははっきりと主張をしていく必要があります。

 

 

早期に弁護人を選任することをお勧めします

証拠や記録弁護人を選任しないまま、捜査を進行させると、強姦の目的を有していたことを示す方向の証拠を豊富に収集され、取調べによる追及も厳しいものとなりかねません。精神的に追い詰められ、虚偽の自白をしてしまう方も多数存在しています。

罪を犯した方であっても、自らが犯した過ちを超える罰則を課されることは不当です。被疑者、被告人にも権利があります。

強制わいせつ、強姦の疑いをかけられお困りの方は、まずはお気軽に、当事務所にご連絡ください。刑事事件に注力する弁護士が対応いたします。

 

 

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