強制わいせつで逮捕。合意の上で行ったはずで、納得できません。


慌てる会社員のイメージイラスト強制わいせつで逮捕されましたが、合意の上で行ったはずであり、納得できません。

相手女性が「合意はない」と言えば、合意はないことになってしまうのですか?

 

 

弁護士の回答

「故意なし」と判断されるべき事案

裁判のイメージイラスト一般に、犯罪は、構成要件に該当する、違法で有責な行為について成立するといわれています。そして、構成要件に該当するといえるためには、①犯罪の条文上の要件に当てはまることと、②故意があることが必要です。

 

故意とは、犯罪の条文上の要件に当てはまる行為をしていることの認識をいいます。

強制わいせつ罪の場合、犯罪の条文上の要件が、「13歳以上の男女に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした」ことですから、このような行為をすることを認識した上で行った場合にのみ、「故意あり」と判断されます。

質問者は、合意があるものと誤信していたようですから、その場合、「暴行または脅迫を用い」たつもりはないといえるでしょう。暴行または脅迫を用いずに合意の上で女性の体に触れたつもりなのですから、「故意なし」と判断されるべき事案といえます。

 

「故意なし」でも逮捕される可能性がある?

逮捕のイメージイラストですが、警察は、被害者から被害届・告訴状を受け取った場合には、被害者供述に沿う形で事実認定をし、あなたを強制わいせつ罪で逮捕する可能性があります。

逮捕されると最大72時間の身体拘束を受けますし、その後に勾留されることになれば、さらに最大20日間の身体拘束を受けることになってしまいます。

刑事事件の流れについてはこちらをご覧ください。

 

 

否認事件で逮捕されないためには?

取り調べのイメージイラスト逮捕・勾留されないために重要なのは、あなたの考えを説得的な形で警察官や検察官に伝えることです。

ですが、あなたの考えをどのような形で警察官や検察官に伝えるかは慎重に検討しなければなりません。

否認事件では、検察官は権力を駆使してあなたに自白を迫ってきます。長時間の取調べであなたを追い込み、自白させようとしてきます。その意味で、取調べに黙秘することが、被疑者側の一つの武器ではありますが、黙秘することによってあなたの考えが警察官に十分に伝わらずに長期間の身体拘束につながってしまう可能性もあります。

弁護士のイメージイラスト黙秘が相当か、積極的主張が相当かは、警察官の取調べ手法、取調べ時間の長さ、あなたの性格など、様々な事情を総合考慮したうえで、慎重に決定する必要があります。ですので、選任した弁護士と入念に打ち合わせを行うことが必要です。

黙秘が相当と判断する場合には、被疑者に代わって私たち弁護士が、警察官・検察官に被疑者の主張を説得的な形で行います。

また、有利な証拠を早期から十分に収集することも必要になります。有利な証拠を提示することで、あなたの供述(「合意があると思っていた」)に信用性があることを警察官や検察官に分かってもらえることになるのです。

弁護士小野佳奈子イラスト刑事事件に注力する弁護士であれば、あなたに代わって警察官・検察官を説得してくれることもあるでしょう。

当事務所には、刑事事件に注力する弁護士が在籍しています。

強制わいせつで逮捕されないか心配な方、夫や息子が逮捕されてしまった方、身体拘束はされていないが任意の取調べを受けており今後の処分に不安がある方、まずは当事務所にお気軽にご相談ください。

強制わいせつの弁護活動について、詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

強制わいせつ事件について

 

強制わいせつの解決事例

 

犯罪別『強制わいせつ』についてよくある相談

 

 

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