強制わいせつに関する質問

泥酔している状態で、拒否したが男2人にわいせつな行為をされてしまった。準強姦にあたる?

朝方の事なんですが、時々行くバーでいつものメンバーが集まってBBQをしていて呼ばれました。

10人くらいいたと思います。初対面の人も何人かいました。

私が呼ばれたのが深夜の1時頃で、みんな酔っていて、1人また1人と明日は仕事だからと帰って行って、仲良い人が帰ろうとしてたので私帰ろうとしたけど「こいつらが送ってくれるけんお前はもうすこし残っときー」と言われてのこりました。

それから女1人男4にんか5人でゲームになって、負けたら一気と言われて、既にかなり泥酔していたので負けても殆ど飲めなかったんですが、朝方何時頃かわからないけど、みんな代行呼んで帰る準備を始めて、私は歩いて帰るつもりだったけど「車のっていいよ。とりあえず休憩しようか。」と言われて乗りました。

「どこ行くとー?」て聞いても「寝とき」みたいな感じで、ついた所はラブホテルでした。男2人に私1人です。

「私、3人でした事ないし、生理だし。」っていったんですが、男2人だし友達の友達でさっきまで一緒に飲んでた人達なので断れずに部屋に入ってしまいました。

その後もフラフラしながら「3人はちょっとないわー。私、本当に生理だから。」っていってたんですが、「大丈夫大丈夫。」と言われて、私は酔い過ぎて歩けないし、まともに歩けなくて、そのままベッドに倒れこんでしまって。

記憶は途切れ途切れで、気がついたらキスされてたり、触られてたり、脱がされてたり、ファラさせられたり、結局3人でしていました。

1人は途中で帰って、もう1人残って、事が終わった後にすぐ部屋を出て歩いて帰ったんですが、まだその時点でもベロベロに酔っててフラフラしながら歩いて帰りました。

時間が経って、冷静になればなるほど2人に対して許せない気持ちが湧いてきて、その2人は初対面だけど友達の友達で、多分そのバーの常連さんかもしれなくて名前も連絡先もわからないけど、もしかしてこれは準強姦なのかな?と思い相談させていただきました。

私にも非があるのはじゅうぶんわかっているんですが、相手が2人だったのと何度も断ったけどやめてくれなかったので、途中でもう抵抗するのもあきらめてしまいました。

こういった場合、どうしたらいいんでしょうか?2人が許せません。

だけど、友人の友人だとか、行きつけのバーに迷惑かけるのも考えるとどうしたらいいのかわかりません。

 

弁護士の回答

①相手方の男性2名の行為について

まず、相手方の男性2名の行為が準強制性交等罪(旧:準強姦罪)に該当するのではないかというご質問についてですが、準強制性交等罪が成立するためには、「抗拒不能に乗じ」、「性行等をした」ことが必要になってきます。

抗拒不能とは、自分の性的自由が侵害されていることについての認識はあるものの、抵抗が著しく困難な状態のことをいいます。

泥酔していたといえる場合には、抗拒不能の状態にあったと認定されることが比較的多いです。

相談者様の飲酒の量や、ホテルに連れて行かれた時の防犯カメラ映像等を見なければ、確定的なことは分かりませんが、ご質問内容の事実が全て裁判で認定された場合、相談者様はまともに歩けないほど酔っ払っており、記憶が途切れ途切れという状態だったということですから、おそらく抗拒不能の状態にあった可能性が高いのでしょう。

そのような状態で、拒否していたにもかかわらず性的な行為をされたのであれば、相手方の男性2人が行なった行為は準強制性交等罪に該当する可能性が高いと思われます。

②今後の対応について

■被害届を提出すること

次に、今後どのようにすればいいのかというご質問についてですが、相手方の男性2名が許せず刑事処罰を受けてほしいというお気持ちが強いのであれば、早急に被害届を出すことをお勧めします。
何故ならば、時間が経てば経つほど、捜査機関が犯行を立証することが困難になってしまうからです。
犯行直後に警察に通報されたのであれば、相談者様の呼気中アルコール濃度や被害直後の相談者様の様子を捜査機関が記録化することで、抗拒不能の状態にあったことや相手方の男性2名に性行等をされたことを立証することが考えられます。
一方、数日経った後に捜査を開始する場合、当日の飲酒量や相談者様の様子について、一緒にBBQをしていたメンバーや相手方の男性2人に詳しく事情聴取を行って、相談者様が酩酊状態にあったことを証明しなければなりません。また、相談者様が連れ込まれたホテルの防犯カメラ映像に写っている相談者様の様子も1つの証拠になりますし、対応した従業員からの証言を得ることも考えられます。
しかし、防犯カメラの映像が保管される期間はさほど長くありませんし、時間が経ってしまうと記憶が減退してしまい、関係者各位の証言の信用性に疑問が生まれる可能性が高まってきてしまいます。
そのため、被害届を出すのであれば、すぐに動くべきです。

■民事上の損害賠償請求を行うこと

被害届を出して捜査が進み、相手方の男性2人に準強制性交等罪が成立すると検察官が判断した場合、相談者様も刑事裁判で証言をすることになる可能性があります。
証言をする場合には、公開の法廷で被害状況等について語らなければなりません。
当然、遮へい措置等の配慮はされますが、二次被害が生じるリスクは存在します。
そのため、刑事処罰を求めたいわけではなく、被害回復がしたいのであれば別の手段も考えられます。
被害届を出して刑事事件化する前に、相手方の男性2名に対して、任意に慰謝料を支払うよう求めることが一つの被害回復手段として考えられます。
ただ、民事上の損害賠償請求をする場合でも、相手方の男性2名が事実を争ったり、請求を無視したりすることは考えられます。
そのような場合には、被害届の提出に踏み切ったり、民事裁判を提起したりといった方法を視野に入れる必要がありますが、時間が経ってしまうと立証の問題がありますので、なるべく早めに動かれることをお勧めします。

なお、ご相談の件について、私には相談者様に非があるとは思えません。

どのような選択をされるかは相談者様次第ですが、後悔のないようしっかりと検討されてください。

 

 

 

別れた彼女とお酒を飲み挿入をしようと試みて、勘違いで後日強姦扱いをされた。強姦になる?

彼女と別れたその夜に、彼女と入浴を共にしてお酒を飲みながらベッドに横になり手淫したあと挿入をしようと試みたが、挿入されたと勘違いをされた。

後日強姦扱いをされたがこれは強姦に入るのでしょうか?

またお酒は判断を鈍らせる程度には飲んではいません。

 

弁護士の回答

刑事無料メール相談のご利用、ありがとうございます。刑事事件に注力する弁護士が回答いたします。

強制性交等罪とは、13歳以上の者に対して、暴行または脅迫を用いて性交等をした場合に成立します(刑法177条)。

この暴行や脅迫は、相手方の反抗を著しく困難にする程度のものである必要があります。

仮に挿入を実際にしていないとしても、そのような暴行脅迫を用いて挿入をしようと試みていた場合には、強制性交等の未遂罪が成立します(刑法180条、同法177条)。

ご質問内容に記載されている行為態様が抽象的であり、本件で強制性交等罪に必要な暴行や脅迫があったかは判別できませんので、ご質問の件が強制性交等罪に当たるか否かの確定的な判断は下せません。

相手方が被害届を提出する等して、警察に被害申告をした場合、捜査機関は相手方の主張に基づいて事実認定を行い、逮捕に至るという可能性もあります。

相手方と合意の上での行為であった、若しくは合意の上での行為であったと考えたことがやむを得なかったという主張が考えられるところですが、その主張についても、具体的な当時の事情を聞かなければ見通しは立てられません。

ご不安なようであれば、直接弁護士にご相談されてはいかがでしょうか。

 

 

ナンパした女性とカラオケ店でわいせつな行為。連絡先も聞いていないが、逮捕される可能性はある?

7月中旬の深夜4時頃、私が飲み会を終え駅に歩いている途中で一人の女性(30代)をナンパし、カラオケに行くことになりました。

二人でカラオケに入室し、お酒をお互い一杯づつ頼み、歌も数曲歌いました。

お互い酔っぱらっている状況で、私から冗談で自慰行為を見てほしいと女性に依頼しました。

女性から「いいよ。」との返事を受け、私は女性の横でズボンを降ろし、陰部を露出しました。

女性は全く嫌がる様子なく、見ておりましたので私は陰部を触って欲しいと女性に依頼したところ、女性も陰部に手を伸ばし、触る行為、上下に手を動かす行為をおこないました。

その後、調子にのった私は上着のシャツをはだけ、上半身を舐めて欲しい要望を伝え、それにも女性に応えて頂き、その行為をおこなってもらいました。

射精はしておりません。

行為の途中、私は酔いと眠気で一瞬、寝てしまったのだと思います。

ふいに目を覚ますと行為は中断されており、横に女性は座ったままでした。

私は急に恥ずかしさを覚え、ズボンとシャツをもとに戻して、女性にトイレに言ってくると伝え、部屋を出ました。

用を済ませすぐに部屋に戻ると既に女性は退店している状況だった為、私は会計を済ませ、一人で退店しました。

以上の内容です。決して暴行や脅迫などはしておらず、お互い酔った勢いでおこなってしまったわいせつ行為だと思っておりますが、女性がもし被害届を出したらと思うと大変心配になっております。既に二ヶ月が経過しますが、突然逮捕といったことはありますでしょうか?

お互い連絡先も交換しておらず、何も動くことが出来ない状況です。

何卒宜しくお願い申し上げます。

 

弁護士の回答

刑事無料メール相談のご利用、ありがとうございます。刑事事件に注力する弁護士が回答いたします。

強制わいせつ罪は、被害者の反抗を著しく困難にする程度の暴行脅迫を用いてわいせつな行為を行なった場合に成立しますので、ご質問内容がそのまま事実なのであれば、何ら暴行や脅迫を行なっていない以上、強制わいせつ罪が成立する余地はありません。

ただし、仮に女性が虚偽の被害届を出したような場合、捜査機関は当初被害者(とされる人)の言い分しか聴く機会がありませんので、その被害届に基づいて捜査を開始することは考えられます。

そのような場合には、カラオケ店や付近の防犯カメラを精査してあなたを特定する作業が必要になりますので、数ヶ月経過した後に警察がやってくる可能性も0ではありません。

もっとも、カラオケ店の防犯カメラに2人の様子が写っているのであれば、その時の様子から暴行脅迫がないことは理解してもらえるのではないかと思われますし、そもそも虚偽の被害届を提出することは虚偽告訴等の罪(刑法172条)に当たる行為ですので、相手の女性もそのようなことは行わないでしょう。

なお、カラオケ店の構造にもよりますが、多くの場合ドアのガラス部分から中を見ることが可能となっていると思われます。

そのような場合、不特定または多数の人が認識しうるような状態で自慰行為等を行なったとして、公然わいせつ罪(刑法174条)に該当する可能性があります。

「認識しうる」状態であれば足りますので、実際にドアの外から誰かが自慰行為を目撃する必要はありません。

法定刑は、6月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金または拘留もしくは科料とされており、立派な犯罪となりますので、今後はそのような行為は控えるようにしてください。

 

 

泥酔してしまい、目を覚ますと知り合いの男性からわいせつな行為を受けていた。強制性交罪になる・・

知り合い達と酒をのんで泥酔してしまい、目が覚めるとHOTELの部屋で知り合いの男性にアソコをいじられてました、

そこで拒否したのですが、しつこくHさせてと言われ、させてしまいました。

こういう場合は、強制性交等罪になりますか?

弁護士の回答

刑事無料メール相談のご利用ありがとうございます。刑事事件に注力する弁護士が回答いたします。

強制性交等罪が成立するためには、相手方の反抗を著しく困難にする程度の暴行又は脅迫を用いて性交等を行なったことが必要になります(刑法177条)。

ご質問内容からは、相手方の男性が相談者の方に暴行や脅迫を行なったという事情があったのかは不明ですが、単にしつこくお願いをされて性交をさせてしまったというのであれば、強制性交等罪は成立しないと判断されることが多いように思います。

もっとも、泥酔により性的自由が侵害されていることについての認識がない状態に乗じてわいせつな行為や性交を行なった場合、準強制わいせつ罪や準強制性交等罪が成立します(刑法178条1項、2項)。

これらの犯罪は未遂も罰せられます(刑法180条)。

そのため、相談者の方が泥酔のため記憶が無くなってから目が覚めるまでの間、相手方の男性からわいせつな行為をされていたのであれば、準強制わいせつ罪や準強制性交等未遂罪が成立する可能性はあるでしょう。

 

 

プールの共用ロッカーで13才未満の子の着替えをのぞいたら強制わいせつになる?

レジャープールの共用ロッカーで13才未満の子の着替えをのぞいたら強制わいせつになるのでしょうか?

 

 

弁護士の回答

刑事無料メール相談のご利用、ありがとうございます。刑事事件に注力する弁護士が回答いたします。

強制わいせつ罪は、13歳以上の者に対して暴行や脅迫を用いてわいせつな行為をした場合や、13歳未満の者に対してわいせつな行為をした場合に成立します(刑法176条)。

わいせつな行為とは、「徒に制欲を興奮または刺激せしめ、かつ普通人の正常な性的羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反する行為」と定義されています。

例えば、無理やりキスをしたり、陰部や胸に触れたりといった行為が該当することになります。

これに対して、着替えを覗くという行為は、対象者に対して直接手を触れるわけではなく、強制わいせつ罪で処罰対象とされている「わいせつな行為」を行なったとは判断されません。

そのため、ご質問の件は、強制わいせつ罪には当たらないということになります。

しかし、全く覗きが問題にならないかというとそうではありません。

まず、軽犯罪法1条23号が「正当な理由がなくて人の住居、浴場、更衣所、便所その他人が通常衣服をつけないでいるような場所を密かに覗き見ること」を禁止しています。

そのため、軽犯罪法違反の罪は成立することになり、拘留(1日以上30日未満)や科料(1000円以上1万円未満)を受ける可能性があります。

また、各都道府県の迷惑行為防止条例においても、覗きが処罰対象とされている場合がほとんどです。

その場合、迷惑行為防止条例違反の罪が成立することも考えられます。

以上の通り、強制わいせつ罪ではないにせよ、覗きは犯罪行為に変わりありませんので、事件が発覚すれば警察による捜査を受けることになります。

軽犯罪法違反であっても、迷惑行為防止条例違反であっても、処罰されることになれば前科がついてしまいます。

軽率な行為はくれぐれも慎むようにしてください。

 


なぜ弁護士選びが重要なのか

強制わいせつ事件について

犯罪別『強制わいせつ』についてよくある相談

 

『強制わいせつ』の解決事例

 

強制わいせつに関する判例解説