相手が殴ってくると勘違いし、相手を攻撃して逮捕されました。「誤想防衛」にあたりませんか?


弁護士相手が殴ってくると勘違いして、相手を攻撃してしまい逮捕されてしまいました。

「誤想防衛」という言葉を耳にしたことがあるのですが、私の行為は誤想防衛にあたりませんか?

誤想防衛にあたると無罪となるのですか?

 

 

 

弁護士の回答

誤想防衛とは何か

誤想防衛とは、実際には正当防衛が成立するような「急迫不正の侵害」がないにもかかわらず、これがあるものと誤信し、防衛の意思をもって、やむを得ぬ反撃行為をすることをいいます。

逮捕例えば、Bさんが、Aさんを脅かそうと、Aさんに対し、おもちゃのピストルを向けたところ、Aさんが本物のピストルであると誤信し、Bさんに対し、手元にあった金属バットで暴行を加え重傷を負わせたようなケースです。

Aさんの主観で起きている事実が、実際に起きていた場合、Aさんには正当防衛が成立するでしょうが、実際にはそのような状況はないので、正当防衛は成立しないことになります。

しかしながら、Aさんは、Bさんを傷つけたくて攻撃したわけではなく、防衛の意思で、やむなく暴行を加えたのだとすると、通常の傷害罪で処罰するのが相当とはいえません。

このような誤想防衛のケースは、どのように扱われるのでしょうか。

 

誤想防衛の取り扱いについて

無罪判例は、誤想防衛は「故意」がなく、犯罪は成立しないとしています。

すなわち、前記Aさんに傷害罪は成立しないことになります。(しかしながら、誤想につき過失があった場合には、過失傷害罪が成立する可能性があります。)

 

 

誤想防衛を主張したい方々へ

取り調べ誤想防衛の主張は、警察官や検察官や裁判官に、なかなか信じてもらえるものではありません。

客観的な証拠として、攻撃意思のない人に対してあなたが攻撃したことを示すものが収集されているからです。

しかしながら、やむをえず攻撃をしたに過ぎないあなたが有罪判決を受けることは避けなければなりませんから、あきらめずに主張し続ける必要があります。

記録や証拠また、あなたが誤想をしてしまいかねないような客観的状況にあったことを示す証拠や、あなたが誤想なくして攻撃をするはずがないことを示す証拠を、豊富に収集する必要があります。

当事務所には、刑事事件に注力する弁護士が在籍していますから、まずはお気軽に、当事務所にお越しください。

 

 

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